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あなたはこのステップを踏めていますか?好きな人と付き合うための段階を徹底解説

好きな人と付き合うためには「段階」というものがあります。

 

いくらコミュニケーション能力が高くても、いくら面白くても、段階を踏まなければ好きな人と付き合うことができません。

 

そして、多くの人は踏むべき段階を踏まずに、一気に仲を深めようとして失敗してしまいます。

 

そのような失敗をしないために、今回は好きな人と付き合うために踏むべき段階について、紹介していこうと思います。

 

 

 

ザイアンスの法則を活用しよう

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ザイアンスの法則というものを一度は耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。

 

これはアメリカのロバート・ザイアンスによって発表された理論です。

 

よくザイアンスの法則=単純接触効果というふうに思われる方も多いです。

 

ここで、単純接触効果についてよく知らない人のために簡単に説明すると、人は会えば会うほど好意を持つという心理効果のことです。

 

しかし、ザイアンスの法則には単純接触効果以外にも、2つの要素があります。

 

それは、①人は知らない人に対しては、攻撃的になったり、冷淡に対応したりする。

 

②人は相手の人間的な一面を知ると、より好意を持つ の2つです。

 

そして、好きな人とと付き合うためには①→単純接触効果→②の段階を踏む必要があります。

 

では、順に好きな人と付き合うための段階について説明していこうと思います。

 

 

 

好きな人と付き合うための第一段階 人は知らない人に対して攻撃的になったり冷淡に対応したりする

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人は、初めて合ったひとに対して警戒心を抱いたり、攻撃的になったりする傾向にあります。

 

ではそれはなぜなのか。

 

私達の祖先は皆生きるためにサバイバルをしていました。

 

そして、サバイバルをする上で、知らない人とというのは、害のある存在かもしれません。

 

その害のある存在を避けるために、人間には初めてあった人には警戒するよう、脳にプログラムされているのです。

 

特に女性は初めて会う男性に対して、警戒心が強いです。

 

なぜなら女性は男性よりも単純に力が弱いし、女性は優秀な子供を残すために生殖戦略都合上、害のある男性は避けなければいけないからです。

 

なので、好きな人と関係を深めたり仲良くなったりするには、まずこの段階を越える必要があるのです。

 

 

 

好きな人と付き合う第二段階 人は接触回数が多いほどその対象に対して好意を持ちやすい傾向にある

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先程、好きな人と関係を深めたり仲良くなったりするには、第一段階を乗り越える必要があるという話をしましたが、どのようにしてこの第一段階を乗り越えればいいのでしょうか。

 

最も簡単な方法として挙げられるのが、「接触回数を増やす」です。

 

この「接触」に関する実験でこのようなものがあります。

 

被験者に0.004秒だけある図形を見せた後に、その0.004秒見せた図形と全く別の図形を提示し、どちらが好きかを尋ねるという実験を行ったところ、多くの被験者は事前に0.004秒見た図形を選んだというものです。

 

この実験から、無意識レベルで行われた接触にも高感度は上がることが証明されたのです。

 

このように接触は相手が意識できないものでも、効果は十分あるのです。

 

このことから、単純接触効果が、いかに強力なものなのかがわかりますよね。

 

この単純接触効果は企業戦略なんかにも取り入れられています。

 

例えばCM。

 

視聴者にできるだけ多くのCMに接触させることで、無意識レベルにその企業に対する信用や高感度をアップさせて、そのCMをテレビで流す上でかかった費用よりも遥かに多くの収入を得ます。

 

このように、単純接触効果は企業戦略なんかにも取り上げられるほどの強力なものです。

 

もしも、あなたの好きな人が違う人にいるのであれば、そのクラスの友達を作ってよくそのクラスに出入りしたり、もしもバイト先に好きな人がいるのであればシフトを被せるみたいに。

 

そんな小さなレベルの接触でも、するのとしないとでは天と地の差ほどの差ができます。

 

少しでもその人の視界に入るだけでも効果はあるのでぜひ、活用してみてください。

 

 

 

脳内接触

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先程、好きな人の視界に入るだけでも単純接触効果は働くという話をしましたが、それは脳内での接触でも単純接触効果は働きます。

 

これは以前の「好きな人の好きな人になるための誘導方法 〜恋愛心理学〜」の記事でも説明しましたが、相手に自分を思い出させたりするように仕向け、脳内でのアプローチ回数を増やすだけでも相手はあなたに好意を持ちます。

 

例えばまめに連絡を取ったり、SNS上での交流を深めたりしたり。

 

プレゼントを渡すのも効果的です。

 

なぜなら、相手はそのプレゼントを使うたびあなたのことを思い出すからです。

 

結果的に脳内での接触につながるというわけです。

 

 

 

好きな人と付き合う第三段階 人はその人の人間的な一面を知ると強い好意を持つ傾向にある

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先程、単純接触効果についての説明をしましたが、それだけでは好きな人と恋人同士になることはできません。

 

単純接触効果はあくまで、好きな人と付き合うための第一段階 人は知らない人に対しては攻撃的になったり冷淡に対応したりする。

 

を越えるためのものに過ぎません。

 

そこからより、相手との関係を深めていくには、自分の人間的な一面を相手に見せる必要があります。

 

人間味のないロボットみたいな人と仲良くなりたいと思いますか?

 

殆どの人は仲良くなりたいとは思わないでしょう。

 

なのでもし、好きな人と仲良くなったり、関係を深めたいと考えているのであれば、人間味のある部分を相手に見せる必要があるのです。

 

 

 

人間味を見せるために感情の開示をしよう

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「初対面と話すのは緊張する」「飼っている猫がとても可愛い」みたいに感情の伴う開示を行うと相手との距離はぐっと縮まります。

 

なぜなら、関係を深める会話というのは感情を伴う会話だからです。

 

好きな人と関係が縮まらない人の多くは、情報の開示はするけど感情の開示はしません。

 

感情を開示しなければ関係を深めることはできないし、会話自体も無機質なものになってしまい、人間味がなくなってしまいます。

 

なので、会話するときは積極的に感情を開示することをおすすめします。

 

 

 

感情の開示ができる人はモテる

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モテる人の多くは感情の開示をよくします。

 

ではなぜ、感情の開示をする人はモテるのか。

 

それは感情の開示ができる人は自分に自身のある人が多いからです。

 

逆に感情の開示ができない人の多くは、自分に自身がなかったり、安全なところに自身を隠して自分の弱い部分を相手に知られないようにしている人が多いです。

 

特に女性は自身のある男性に惹かれます。

 

なぜなら自身のある男性は遺伝子的に優秀そうだからです。

 

そして、感情の開示が多く行われる会話のほうが面白いし、刺激的です。

 

そして、話が盛り上がりやすくなるので感情の開示をして相手からの好感度をアップさせましょう。

 

 

 

弱みの開示をしよう

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弱みを開示するということは弱みを開示できるほどの関係柄であるというわけです。

 

なので、弱みを開示するだけで相手との距離は一気に縮まります。

 

そして、弱みの開示はギャップ萌えを狙うことができます。

 

例えばですが、いつもオラオラ系の人が一杯お酒を飲んだだけで顔が真っ赤になったり、ギャルっぽい女の子が実はウブだったみたいに。

 

ここで一つ注意点ですが、まだよく違いを知らない間柄でそういうふうにギャップ萌えを狙った行動をしても、相手はあなたの性格との食い違いをよくわかっていない可能性があるので、ギャップ萌えを狙うときは、ある程度相手に自分を知ってもらってから行うようにしましょう。

 

それから、自分のことを知り、そして自分と対極にあるような部分を見せなければそれはギャップ萌えを成功させることはできません。

 

陰キャっぽい人が「実は僕女の子と話すのとても緊張するんだよね」と言っても、相手からは「そうだろうな」としか思われません。

 

まずは自分をよく知ること。

 

そのうえで、自分にあったギャップ萌えを模索していきましょう。

 

でも、自分をよく知る方法が分からないという方も多いと思います。

 

そういう人は、日記を書きましょう。

 

様々な記事で、日記を書くことを推奨していますが、日々の生活の記録を取ることで、自分はこういう人間だということを客観視できるようななり、自分を知ることができます。

 

日記を書き、自分を知った上で自分の対極の部分を相手に見せ、ギャップ萌えをどんどん狙っていきましょう。

 

 

 

最後に

 

私も以前は好きな人に正しい段階を踏まずにアタックして失敗なんてことがよくありました。

 

それから、好きな人と付き合うためには正しい段階を踏むことが大切だということを知り、それを実践し、恋人をゲットすることができました。

 

相手を楽しませたり、することも大切ですがそれは、正しい段階を踏むことで意味あるものになっていきます。

 

まずは正しい段階を踏むこと。

 

それが好きな人と付き合うためには、何よりも大切なものとなるのです。

 

最後まで見ていただきありがとうございました。